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オンライン古物市場の主な特徴やおすすめの市場をジャンル別に紹介!

「古物市場に参加したいけど、どうしたら良いかわからない」「オンラインの古物市場が気になっている」という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、オンライン古物市場の開催方式やメリット・デメリット、参加する際の注意点などを解説します。また、おすすめの市場も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

オンラインの古物市場が拡大している

オンラインの古物市場とは、古物商同士が売買する古物市場を、オンライン上で取引可能にしたものです。新型コロナウイルスの影響でオフラインでの開催が難しくなったこともあり、ここ最近で市場が変化しました。

オンラインの古物市場は、スマートフォンやパソコンがあれば参加でき、従来の古物市場のようなしきたりやルールなどが存在しません。

そのため、遠方に住んでいる古物商や初心者などでも参加しやすい方法として、人気を集めています。

オンライン古物市場の3つの開催方式

オンライン古物市場の開催方式には、次の3種類があります。

  • 入札方式
  • リアルタイム方式
  • 入札とリアルタイムを組み合わせた開催方式

それぞれ確認しましょう。

入札方式

入札方式では、決められた期間内に商品の状態を確認し、入札額を入力して競りに参加します。期間内であれば入札額を変更できる市場が多く、気軽に参加しやすいことが特徴です。

時間や場所を問わずに参加できるため、普段働いていてリアルタイムでの参加が難しい人や、海外バイヤーにも好まれている方式です。

リアルタイム方式

リアルタイム方式とは、あらかじめ決められた日時に合わせて、リアルタイムで競りを行っていく方式です。1点ずつ競り上げるのが基本であり、ボタンを押して入札していきます。

会場によっては、複数の商品の競りが同時に行われる場合もあるため、事前に狙いたい商品をリサーチしておくことがポイントです。

入札とリアルタイムを組み合わせた開催方式

上記で紹介した入札方式と、リアルタイム方式を組み合わせた方式です。

この場合、事前に設けられた入札期間における最高値と、リアルタイムで行われた入札の最高値を比べ、最も高い値段の人が落札できる仕組みとなっています。

リアルタイムで入札する人に対して事前の入札額は見れないようになっているため、公平に取引できます。

オンライン古物市場に参加するメリット・デメリット

ここでは、オンラインの古物市場に参加するメリット・デメリットのそれぞれについて解説します。

メリット

主なメリットとして、次の4つが挙げられます。

  • どこにいても参加できる
  • 参加費用を抑えられる
  • 自分の都合に合わせて参加できる
  • 気軽に参加しやすい

まず、インターネット環境があれば入札できるため、どこにいても参加できることが挙げられます。それに加えて、会場に出向くための交通費などがかからないため、参加費用を抑えられることも特徴です。

また、入札方式であればリアルタイムで参加する必要もないため、自分の都合に合わせて参加できます。そのため、普段忙しくて副業として取り組んでいる方でも参加しやすいでしょう。

そして、古物市場独自のルールや人間関係に悩むことなく、初心者でも気軽に参加できることが強みです。

デメリット

反対に、オンライン古物市場のデメリットとして挙げられるのは次の2つです。

  • 現物を確認できない
  • 他の古物商と関われない

まず、下見から入札まで全てがオンライン上で行われるため、現物を確認できません。そのため、ネットの画像で判断する必要があります。

しかし、オンラインで開催される古物市場であっても、実際に下見することが可能な市場もあるため、参加前に確認してみると良いでしょう。

また、他の古物商と関われないことも、人によってはデメリットとなります。オンライン古物市場は人間関係に悩まされなくて良いことがメリットではありますが、他の古物商とつながって情報を共有したり、横のつながりを持ったりするのには向いていません。

そのため、他の古物商と積極的に関わっていきたい場合は、オフラインの方が良い場合もあります。

古物市場に参加する際の注意点

ここでは、古物市場に参加する際の注意点として次の3つを紹介します。

  • 新規を受け付けているかどうか確認する
  • あらかじめ予算を決めておく
  • 市場全体の雰囲気をよく見ておく

最近ではオンライン古物市場の拡大に伴い、新規参加を積極的に受け入れている古物市場がたくさんあります。しかし、中には新規参加を停止している場合もあるため、市場を探す際によく確認しておきましょう。

また、どの入札方式においても商品の相場をリサーチした上で、あらかじめ当日の予算を決めておくことが欠かせません。盛り上がるとつい高い金額で入札してしまいがちですが、予算を超えて落札できたとしても、利益に繋がらない場合もあるため注意が必要です。

そして、市場全体の雰囲気をよく見ておくことも重要なポイントとなります。リアルタイム方式で入札する場合、オンラインとはいえ暗黙のルールなどがある場合もあるため、まずは様子を見てから動き始めると安心です。

【ジャンル別】おすすめのオンライン古物市場一覧

ここでは、次のジャンルに分けておすすめのオンライン古物市場を紹介します。

  • 家具・家電・生活雑貨
  • ブランド品・時計・宝飾品
  • 骨董品・着物・美術品

一つずつ確認しましょう。

家具・家電・生活雑貨

家具・家電・生活雑貨のオンライン古物市場では、次の2種類がおすすめです。

リステージオークションは、オフィス家具を中心に出品される、全国最大級のネットオークションです。基本的には法人向けのオークションとなりますが、240社以上が会員として登録している大規模なオークションとなっています。

また、トレファクライブネットオークションは、リサイクルショップでお馴染みのトレジャーファクトリーが運営しています。オンライン参加の方式を採用しており、家具や家電のほか、ブランド品や雑貨など、幅広いジャンルの商品が並びます。

ブランド品・時計・宝飾品

ブランド品・時計・宝飾品のオンライン古物市場では、次の3つがおすすめです。

コメ兵オークションは、日本最大級のリサイクルショップの運営元であるコメ兵ホールディングスが開催しており、実地下見を可能としたオンライン参加型の古物市場が特徴です。

また、日本流通勉強会オークションは、東京と大阪でオークションと勉強会を開催している株式会社LUCEが運営しており、海外からでも入札できることが特徴です。

そして、JBAリアルライブネットオークションはコメ兵グループである株式会社K-ブランドオフが運営しており、入会金無料などのキャンペーンを多く開催している傾向にあります。

骨董品・着物・美術品

骨董品・着物・美術品のオンライン古物市場を探している場合、次の2つがおすすめです。

WGAでは、会場とアプリの両方から参加できるオークションを開催しており、自動車や電化製品、ブランド品などのアイテムも出品されています。

THE EIGHT AUCTIONは、骨董品の買取専門店「古美術八光堂」の運営元である、バリュエンス&アンティークが開催しているオンラインオークションです。毎月2,000点以上が出品されており、規模の大きさが特徴です。

まとめ

今回は、オンラインで参加できる古物市場のメリットやデメリット、おすすめの市場などについて紹介しました。

仙台を拠点に活動しているモンスターオークションでは、日本一敷居の低い古物市場を目指し、初心者でも参加しやすい古物市場作りに取り組んでいます。

法人・個人を問わず古物商許可証があれば参加できるため、気になる方はぜひお気軽にご参加ください!

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